前回の「朔風払葉(さくふうはをはらう)」に引き続き、日本の伝統的な七十二候と同じ暦になりました。「蒙霧升降(もうむしょうごう)」というのは8月のお盆頃の暦(七十二候)です。昔の人は立秋の頃、朝晩冷え込むようになって、霧も発生するようになるのを確認してこの暦をよんだのかもしれません。しかしながら、みさき自然公園のある滋賀県守山周辺では、11月に入って冬の気配を感じ出す頃に霧の発生する日が多くなります。
この暦は今の時期にこそふさわしいと思い、ご覧のタイトルのような暦にしました。
● 11月22日(旧暦の神無月(10月) 6日)より
二十四節気では:小雪(しょうせつ)の初候
二十四節気では:小雪(しょうせつ)の初候
意味:わずかながら雪が降り始める頃。
七十二候では:虹蔵不見(にじかくれてみえず)
意味:虹が現れなくなる。
※次の二十四節気は:12月 7日より「大雪(たいせつ)」です。
※次の七十二候は:11月27日より「朔風払葉(さくふうはをはらう)」です。
コメント