一コマ劇場みさき自然公園

藪椿実紅（やぶつばきのみあかくそまる）

　公園の園路沿いに植栽されたヤブツバキの実が赤く染まり始めました。

　紅い木の実や赤とんぼが飛ぶ姿や、秋を感じる赤色を目にするようになったので、ご覧のタイトルのような暦にしました。

   

ヨシで紙すき

　ご覧のタイトルのイベントを実施しました。

　12日の午後と26日の午前と午後の合わせて3回、96名の参加者が集まってくれました。

　ヨシのパルプは地元守山の紙工業さんに好意で分けて頂いています。いつもありがとうございます。

　このイベントの良いところは、保護者がこどもさん対して放ったひと言「あんた、ここ（パルプの入った水槽）に手つけるん、たのしいんやろ♪」につきるんじゃないかな〜と思います。紙になる前のどろどろとした状態のパルプの感触。

　何遍もすいていくうちに、こどもたちは紙すき名人になっていきます。90分という時間内に、「どうすれば良い紙が出来るだろう？」「葉っぱや花びらをなかにすきこんだらどうなるだろう？」と、いろいろ工夫しながら紙すきを満喫してくれました。

        

馬刀葉椎膨実（まてばしいのみふくらむ）

　公園には8種類のドングリの木があります。アベマキ、アラカシ、ウバメガシ、クヌギ、コナラ、シラカシ、ツブラジイ、マテバシイ。そのうち、アベマキ、ウバメガシ、クヌギ、マテバシイは２年かけて実をつけます。

　毎年8月が過ぎるとマテバシイのドングリが膨らんでいるのを観察できます。今年もマテバシイのドングリが膨らみ始めました。ドングリクッキーにして食べることも出来るし、ドングリ工作にも大活躍のマテバシイです。これから茶色く色づいていくのが楽しみです。

 

竹の水鉄砲づくり

　ご覧のタイトルのイベントを実施しました。

　10日と24日の水曜日に、午前と午後の部であわせて4回、親子で192名の参加者が集まってくれました。

　水鉄砲づくりにつかう竹、包帯、たこ糸はホームセンターで手に入るものを使っています。筒用の竹と持ち手用の竹を鋸で切り、筒用の竹の穴に合わせて、持ち手の部分に包帯を巻いていくだけの単純な作業ですが、慣れていないと鋸を使い方や包帯の巻き加減が案外難しいものです。

　鋸が斜めになってなかなか竹を切り落とせなかったり、包帯をきつく巻きすぎてほどけてしまったり、巻き方がゆるすぎて自分の側に水が逆噴射したり、何度か失敗しながら水鉄砲が完成しました。

　このイベントでつくり方を覚えて、より遠くまで水が飛ぶにはどうしたら良いか、つくりながらコツを覚えていき、自分で工夫しながらものをつくる楽しさを感じてもらえれば嬉しいです。

 

森の万華鏡づくり２

　ご覧のタイトルのイベントを実施しました。5年ほど前、このプログラムを企画した当初は、親子で30人くらい集まってくれたらいいかなと期待していたのですが、、、

　おかげさまで、ここ2〜3年は申込みが殺到し、夏休み中に2回午前と午後あわせて合計4回実施するという人気プログラムになりました。

　今日も午前の部と午後の部をあわせて95名の参加者が集まってくれました。

　具材を集めるために、自然と身近な植物に触れる仕掛けになっていて、いろいろな草花に興味関心をもって欲しいなという想いを込めて企画したプログラムだということは、前回のブログで書きましたが、実はもう一つ想いが込められています。

　それは、、、

　出来上がった万華鏡を見せ合いっこして、いろいろな「いいな」「きれい」「おもしろい」などの感動をわかちあって欲しいなということです。

　「隣近所で分かち合いをしてくれたらそれでいいや」と思っていたのですが、今日初めて出会った、遠く離れた席に座っているこどもどうしで見せ合いっこをする行動が見られて感激でした。

蝉蟋蟀協奏（せみこおろぎきょうそうす）

　今年はセミの羽化が遅かったためか、夏はまだまだといわんばかりに、クマゼミやアブラゼミの鳴き声が賑やかです。　　いつもならツクツクボウシが夏の終わりを告げる合唱を始める時期なのですが、ちらほらと聞こえるくらいで、まだ土の中で出番を待ってるようです。

　早朝はクマゼミ、昼が近づくにつれてアブラゼミ、時たま聞こえるツクツクボウシやミンミンゼミの鳴き声。

　草むらでは、コオロギやキリギリスの仲間の鳴き声が昼間でも聞こえるようになりました。　秋がだんだんと近づいてきているのを感じます。

　夏の虫と秋の虫とのコーラスです。

羽二重餅開花（はぶたえもちかいかす）

　暮らしの里エリアの田んぼの羽二重餅の花が咲き始めました。

　例年通り、お盆の後に花を咲かせてくれました。

　10月の収穫が今から楽しみです。

 

桜蓼咲（さくらたでさく）

　二十四節気では立秋を迎えました。

　昨年ほどではないですが、立秋を過ぎてもやはり夏は暑いです。

　公園では、シロバナサクラタデの花が目立ちはじめました。タデ科の花が咲き出すと夏も後半だな〜と感じます。

 

夏の昆虫とふれあおう2

ご覧のタイトルのイベントを実施しました。今年の夏2回目です。

昨年は、お盆明けに2回目を実施していたこのイベントですが、それだとバッタやコオロギがメインになるので、カブトムシのいる時期にと、今年は5日（金）に2回目を計画。自称、晴れ男  なのですが、台風のため  12日（金）に延期の運びとなりました。

親子67名の申込みを受けていたのですが、22名の参加となりました。

こどもたちがつかまえた昆虫を見せてもらうと、やっぱり開催時期を早めて正解だったかなと思います。 なかにはギンヤンマをつかまえた強者もいましたよ。5日を楽しみにしていたみなさますみません。来年度までにもっと晴れ男パワーを磨いておきます。

 

森の万華鏡づくり

　ご覧のタイトルのイベントを実施しました。毎年大人気のプログラムで、午前の部と午後の部をあわせて親子126名の参加と大盛況ぶりで、企画した側としても嬉しい限りです。

　万華鏡の具材は、自然の花や葉っぱ、種、木の実などを使います。 具材を集めるために、自然と身近な植物に触れる仕掛けになっていて、いろいろな草花に興味関心をもって欲しいなという想いを込めて実施しています。

　今回参加したこどもたちに、この想いが少しでも伝わり、これからも自然に対する興味を深めてくれることを願っています。