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公園の保全エリアにチョウトンボが舞い始めました。
トンボですが、上昇気流を利用して蝶のようにひらひらと飛ぶ姿と、虹色に輝く羽根の色が印象的です。
毎年、このトンボが舞い始めると「いよいよ夏が始まるな〜」と感じます。
続きを読む "蝶蜻蛉舞(ちょうとんぼまう)" »
17日に地元小学生140名がやってきて、水生植物やプランクトンなどについて学習しました。
その時にバッタの幼虫がぴょんぴょん跳ねているのを見つけました。
遠目に見ると草が生えているだけのように見えますが、近づいてじっくり観察してみると1メートル四方に10匹以上のショウリョウバッタの幼虫がいました。
続きを読む "飛蝗生(ばったしょうず)" »
ミクリの花が咲き出しました。 公園で大事にしている希少植物のひとつです。
地下茎で繁殖し、川に普通にあった種ですが、河川改修工事で生息場所を失っていった水生植物です。
球形の花で、雌花が果実になるとモヤッとボールみたいです(古いか!)。
続きを読む "実栗始開(みくりはじめてひらく)" »
暦の上では6月10日が入梅なのですが、今年は早くも梅雨入りして蒸し暑さを感じるようになってきました。
ちなみに、旧暦では皐月(5月)が梅雨のシーズンに当たります。本来は梅雨の中休みの晴れ間を「五月晴れ」というそうですよ。
昨年は5月から8月まで雨が少なく、人間にも植物にとっても過酷なシーズンだったのですが、今シーズンは人間はさておき植物は活き活きとしています。 個人的には蒸しっと感はあるものの快適に過ごしてますけどね。
続きを読む "土潤溽暑(つちうるおってむしあつし)" »
地元中学3年生の選択理科で、ご覧の内容の環境学習を体験してもらいました。
どこの施設でもそうだと思いますが、学校の授業とどう位置づけるかという問題もあり、なかなか中学生を受け入れる機会はなく貴重な時間です。 中学校学習指導要領には「自然体験を積極的に取り入れること」と明記されているんだけどな〜。行政の方針と学校現場とのギャップはなかなか埋まりそうにありません。
学校の授業の実情や先生の大変さを知って、出来るだけ指導計画に沿った学習を提供するのが、環境学習の拠点施設としての役目のひとつかな〜と思い日々精進してます。
水質調査では、パックテストなどを使って、透視度・pH・COD・DO・アンモニウム態窒素・りん酸態りんを測定。たまには、本格的な調査も指導してます。
生き物調査では、水辺の生き物を採集して同定。コイ科の稚魚が多く採取でき、この公園の新川がコイ科魚類にとって貴重な産卵場所になっていることを改めて確認できました。
あと、、、ウシガエルの餌として日本に持ち込まれたアメリカザリガニですが、ウシガエルのオタマをアメリカザリガニが食ってるところに遭遇!!
ガマの花が咲きました。上が雄花で、指で突っつくと黄色い花粉を飛ばします。下の黄緑色が雌花で、受粉したあと茶色くなってフランクフルトのように見えます。
公園には、日本で見られるガマ3種(ガマ、ヒメガマ、コガマ)がそろっていて、ガマから順に花が咲き出します。
続きを読む "蒲穂現(がまのほあらわる)" »
地元のこども会が遊びに来てくれました。
午前中はカレーづくり、火起こしのお手伝いをしました。こどもたちは、火が消えてしまわないように薪をくべながら、薪の炎に苦戦しながらせっせとカレーづくりをしてくれました。
午後は竹の水鉄砲づくりを体験してもらいました。布の巻き具合にこつがいるのですが、なかなかセンスのいいこどもたちでした。
火を起こしたり、鋸で竹を切ったりという体験をする機会が少ないこどもたちに、こういう体験をもっともっと広めていきたいなと思いました。
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