一コマ劇場みさき自然公園

秋を見つけよう！

　県内の小学１年生が公園にきてくれました。

　園内でお弁当  を食べたあとに、ご覧のテーマで秋の植物やいきものたちとふれあってもらいました。

　バッタの種類が、学校の側で見つかるよりも多くビックリしていたのが印象的でした。

　最後に感想を聞いてみたら、「疲れた〜」を皮切りに、面白がってか、「足が痛い」「のどが渇いた」などなど、、、ちーん（-_-）

でも、帰り際にぼそっと「楽しかった〜」とつぶやいていったのを聞き逃しませんでしたよ。

　あと、活動中の活き活きとした笑顔も見逃しませんでしたよ。

法師蝉遠音（つくつくぼうしのねとおし）

　秋分を迎え、日が落ちるのが早くなり、秋の夜長を感じるようになってきました。

　公園では、秋の虫たちのコーラスが楽しめます。

　時折聞こえてくるツクツクボウシの鳴き声に、夏が遠くに行ってしまったもの悲しさを感じ、ご覧のタイトルの暦にしました。

 

バッタのオリンピック

　ご覧のタイトルのイベントを実施しました。

　親子２３名が参加してくださいました。

　まずは、こどもたちに、それぞれが「良く飛びそうだな」と思うバッタをつかまえて選手（バッタ）のエントリーをしました。 

　ショウリョウバッタやササキリ、イナゴなど、、、有力選手が集まります。

　クルマバッタがいなかったのは、捕まえるのが手強かったか。

　エントリーを締め切っていざオリンピック開始！！　捕まえた時には良く飛んでいたバッタでも、その時の気まぐれで、飛んでくれなかったりします。 こどもたちの手が居心地いいのかも  

　結果は、１３メートル２０センチ飛んだササキリが優勝でした。２位と３位はショウリョウバッタでした。

野分潤地（のわきちをうるおす）

　台風  が通過して、一気に秋が深まったように感じます。今回の台風は日本各地に爪痕を残していきましたが、滋賀は真ん中に琵琶湖があるからか大した被害もなく、大地を潤し夏の暑さを吹き飛ばしていってくれました。

　今回の台風で被害を受けたみなさまには、心よりお見舞い申し上げます。

 

彼岸花始咲（ひがんばなはじめてさく）

　彼岸花の花が咲き始めました。

　葉っぱが枯れて、何もない状態のところから、「にょきっ」と花芽が出て真っ赤な花が咲くので、毎年、公園で彼岸花が咲いている場所を探すのが楽しみです。

　新しく花を見つけた場所は、花が終わったあとに出てくる葉っぱを草刈りしてしまわないように気をつけないと

 

稲穂垂頭（いねかのほこうべをたれる）

　イネ科の植物が種をつけ始めました。

　オギ、ススキ、エノコログサ、ヨシ、、、

　もちろんコメも

　春の野草が賑わっていた同じ場所が、秋のイネ科植物で覆われる様は、毎年見ていて不思議です。

　ところで、「実のるほど頭を垂れる稲穂かな」とは良くいったものです。

　稲穂は実れば実るほど、重みで穂先を垂れ、頭を下げていきます。「学識や徳行が深くなった人ほど、謙虚になっていく」という意で、力がついて、成功している時こそ、謙虚に生きていきなさい、という戒めを表現した口語です。

　「自分は経験もあり、お金も手に入れて一人前だ。何でもできるんだ」と勘違いせず、「年を重ねるごとに周囲への感謝を絶えず忘れない人でありたいな〜」と、公園のイネ科植物を見ながら初心に返る今日この頃です。

 

ふれあい広場

　地元の保育園児たちが遊びに来てくれました。

　ザリガニ釣りをしたり、、、

　草花遊びをしたり、、、

　バッタやコオロギをつかまえたり、、、

　公園の自然とたくさんふれあってくれました。

　残念なのは、ザリガニがつれなかったこと。

　じ〜っと辛抱強くまてば、こんな風に釣れるのですよ。

彼岸花見花芽（ひがんばなのはなめあらわる）

　台風一過の澄みきった青空が清々しく感じます。

　暮らしの里エリアでは、彼岸花の花芽が顔を出し始めました。

　彼岸花が花を咲かせる頃には、すっかり秋らしくなって来るのでしょうね