夏の名残を思わせるかのように聞こえていたツクツクボウシの鳴き声も、10月3日を境にしてついに聞こえなくなりました。
「わたしの暦」では美崎公園の移りゆく季節の様子を5日後との暦にしています。夏から今日までに作った暦をふりかえってみると、、、、、、
チョウトンボが姿を現し、、、
アブラゼミの鳴き声が聞こえるようになり、、、
カブトムシが羽化を始め、、、
夕立が降るようになり、、、
田んぼでは羽二重餅が開花し、、、
アブラゼミ→クマゼミ→ツクツクボウシとセミの鳴き声がリレーし、、、
エノコログサなど秋らしい草が生えてきて、、、
いつの間にかチョウトンボが姿を消し、赤とんぼの姿を見かけるようになり、、、
コオロギの鳴き声が昼間でも聞こえるようになり、、、
彼岸花(ヒガンバナ)の花芽が地中から顔を出し、ドングリの実がふくらんで、、、
台風が接近するようになり、、、
田んぼでは稲が頭を垂れ、周辺に彼岸花が咲き、、、
そして、ツクツクボウシの鳴き声とともに夏の気配も公園から去って行きました。
季節は、春→夏→秋→冬とスライドのように切り替わるのではなく、2つの季節が同居しながら一方はだんだんと深まっていき、もう一方はだんたんと消え去っていくものだなと暦を読みながら改めてそう思いました。
●10月 3日(旧暦の長月(9月) 5日)より
二十四節気では:秋分(しゅうぶん)の末候
二十四節気では:秋分(しゅうぶん)の末候
意味:昼夜の時間が当分になる日。以後だんだんと夜が長くなる。
七十二候では:水始涸(みずはじめてかれる)
意味:田畑の水を干し始める。
※次の二十四節気は:10月 8日より「寒露(かんろ)」です。
※次の七十二候は:10月 8日より「鴻雁来(こうがんきたる)」です。
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