公園の辛夷(コブシ)がようやく咲き始めました。春の花というと、樹木では桜が断トツの人気ですが、コブシ、タムシバ、モクレンといったモクレン科の花が個人的には好きです。モクレン科の花は、桜と同じで葉っぱがつく前に咲き始めます。花の一つ一つが大きく、咲いている姿は、まるで木の枝に小鳥が止まっているように見えるのが印象的です。ちなみに、コブシとタムシバの違いは、花が開くときに葉っぱが一枚ついているのがコブシで、ついていないのがタムシバです。
●4月4日(旧暦の如月(2月)28日)より
二十四節気では:清明(せいめい)の初候
二十四節気では:清明(せいめい)の初候
意味:草木が芽を吹き出して、何の草木かが明らかになってくる日。
※清明とは、「清浄明潔」を略したものといわれ、春先の清らかで生き生きした様子を表現している言葉。
七十二候では:玄鳥至(げんちょういたる)
意味:燕が日本にやってくる。
※次の二十四節気は:4月20日より「穀雨(こくう)」です。
※次の七十二候は:4月9日より「鴻雁北(こうがんきたす)」です。
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