美崎公園の変わりゆく自然の変化を記録しようと、旧暦の正月(今年は2月7日)から暦をよみつづけて早10ヶ月が過ぎました。あと8つで1年間72候の暦が完成します。ふりかえってみると、「この時期にふさわしい暦はこれだ」と瞬間的に思いつくときもあれば、なかなか暦が思いつかず、季節の変化を感知しようと園内をいつまでも歩き続けたこともあります。春や秋には、日一日と季節が目まぐるしく変わりゆくのを感じるのですが、夏や冬は季節の変化のスピードがゆっくりなように感じます。
今日も園内を観察しながら歩いていて、ふと、足元を見るとツクシの芽が地中から少しだけ頭を出しているのをみつけました。定期的に草刈りをしている公園では、冬の間草も伸びずみつけやすいこともあるのでしょう。春を待つツクシの姿が印象に残り、今回はご覧のタイトルのような暦にしました。
●12月17日(旧暦の霜月(11月)20日)より
二十四節気では:大雪(たいせつ)の末候
二十四節気では:大雪(たいせつ)の末候
意味:雪が激しく降り出す頃。
七十二候では:鱖魚群(さけのうおむらがる)
意味:鮭が群がり川を上る。
※次の二十四節気は:12月21日より「冬至(とうじ)」です。
※次の七十二候は:12月21日より「乃東生(ないとうしょうず)」です。
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