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今、公園でひときわ輝いているのがツブラジイの花です。ドングリの花は地味に咲くのですが、このツブラジイは、黄色の新葉とクリーム色の花が、太陽の光に照らされて、「萌え出る」というのはこういうことを言うのかなと思ってしまいました。
今日は爽やかな初夏の一日で、空気も澄んでいて比良山系が良く見えました。明日雨が降るとは思えないくらいでした。
エゴノキの花が咲き始めました。昨年同じ暦を詠んだのが5月19日でした。「わたしの暦」を始めて2年目になりますが、昨年と同じ暦を数回に一度入れています。これは、長い目で見ていくと地球温暖化による季節のずれが見えてくるのではという目論見もあってのことです。今年は植物の開花が1~2週間早く観察されているという情報も耳に入ってくるのですが、美崎公園では今の所、昨年とほぼ同じペースで季節が進んでいるように感じます。
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公園の草むらを賑わせていた、カラスノエンドウ、スズメノエンドウ、カスマグサの花も終盤をむかえ、マメを付けているものが多くなってきました。それと時期を同じくして勢力を拡大しているのがイネ科の植物です。スズメノカタビラ、イチゴツナギ、クサヨシ、コバンソウ、ヒメコバンソウ等のイネ科の植物が、膝丈を超えるくらいに花穂を伸ばしています。公園では初夏の草刈りの時期です。
※余談ですが、こどもの頃カラスノエンドウのマメでつくった笛のことを「シー・ビー・ビー」と呼んでいました。周りのこどももみんなそう呼んでいたので当たり前に思っていたのですが、「そんなん始めて聞いた。」という人もいます。このことをいろんな人に聞いてみると、世代や地方によって呼び方が違うのかなという感じがします。
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浅瀬で休憩中(!?)のウシガエルと出会いました。オタマジャクシやカエルになったばかりの小さい子はこの公園でもよく見かけますが、今回出会ったのは全長が15cmを超える大物です。警戒心が強く、なかなか姿を見ることができないので今日はラッキーでした。
これはチャンスと、手のひらにのせてみたり、空気でぱんぱんのお腹をつついてみたり、「これだけぱんぱんに空気をためてたら、そら『ウォー、ウォー』と太い声で鳴けるわな。」と感心してみたり、公園に遊びに来ていたこどもに見せたり、写真を撮りまくったりしました。ウシガエルにとっては、やっかいな人間と出くわして、さぞ迷惑だったことでしょう。
スギ・ヒノキの花粉も一段落し、爽やかな気候になってきました。公園を歩いていると、コメツブツメクサの黄色の絨毯やキク科の植物、キショウブなど、黄色の花が目に入ってきて綺麗です。
春の爽やかな気候と、鮮やかな黄色の花に心が洗われるようで、ご覧のタイトルのような暦にしました。
写真は、
上段左から、オニタビラコ、ニガナ、オオジシバリ、オヘビイチゴ
下段左から、コメツブツメクサ、セイヨウミヤコグサ、キショウブ
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