今年は梅雨らしく雨が降ってくれているように思います。梅雨のシーズンはまだ明けそうにありませんが、油蝉(アブラゼミ)の初鳴きを確認しました。セミの鳴き声を聞くと、子どもの頃の夏休みを思い出します。昆虫採集、絵日記、かき氷、花火、海水浴、夏祭り、、、、、、日常から夏休みというものがなくなって、それがどんなに貴重な日々だったかを思い知らされます。公園では夏休みこども教室を企画していて大忙しのシーズンの到来です。 こどもたちにとって、一生に思い出になるようなイベントにしたいな~と思ってます。
★ところで、今日は旧暦の皐月(5月)18日です。旧暦では皐月(5月)が梅雨の頃なのです。5月5日の鯉のぼりも、梅雨の雨空をコイが泳いでいるというのがホントの姿のようです。五月晴れというのも、本来は梅雨時に見られる晴れ間を意味していました。皐月(5月)の次は水無月(6月)。文字通り、梅雨が明けて雨(水)の無い天気の良い日が続く月となります。
ところが、今年は皐月(5月)と水無月(6月)の間に閏皐月というのがあるのです。旧暦は、月の運行を基準としているので一年が354日程度と太陽暦の365日より短く、それを調整する為に閏月なる、一年が13ヶ月ある年が19年に7度あるのです。今年はその19年に7度の年に当たり、皐月(5月)が2回あることになります(どの年に閏月がくるかということを説明し始めると長くなるので、それは別の機会に譲りますね)。
ここで疑問なのですが、皐月(5月)と水無月(6月)の間に閏皐月があるということは、いつもより30日ほど遅れて水無月(6月)がやってくるということです。ということは、梅雨が長引くということなのでしょうか? 旧暦と自然のリズムとの関係って、知れば知る程奥深いです。もっともっと極めたいな~って思ってます。
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