旧暦では、今日7月22日より水無月(6月)となります。今年は、閏皐月(5月)という閏月があった年なので、例年より少し遅れて水無月(6月)が明けたことになります。水無月というのは、漢字で想像出来るように、梅雨が明けて本格的な夏のシーズンに入る月です。
旧暦では、その月の名前にふさわしいなと思う頃が、月の半ば頃に来るようになっているので、梅雨明けは8月6日以降になるかもしれません。
このブログでは、旧暦を扱う記事が多いのですが、アパレル業界で旧暦を参考にしてその年の夏服や冬服の出荷時期を決めている企業があるなど、旧暦を活用している例は確実に存在しています。季節の変化を正確に読み取るには、新暦(太陽暦)よりも旧暦(太陰暦)の方が優れているのではと思うのがその理由です。
今年はなかなか梅雨が明けない年となってしまいました。公園では、行事を延期しなくてはならなくなったり、キャンプやバーベキューを計画していたお客さんに気の毒だなという程度なのですが、日本全体では、集中豪雨による土砂崩れや堤防の決壊で被害を被っている人達もいます。早く梅雨が明けてくれないかと、心から願ってやみません。
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