今年は梅雨から一気に秋になったという感じがします。猛暑というくらい暑い日もなく、9月に入ってからも残暑厳しいというわけでもなく、昨年の暑さが嘘のように過ごしやすい日が続いています。
今日は、秋の到来を体一杯に感じようと、ネイチャーチューニングをして、自分の気持ちを周りの生命の波長と調和させてから公園を歩いてみました。
穂が出始めたオギやヨシ、
葉っぱが赤く色づき始めたトウカエデ、ドウダンツツジ、ニシキギ、サクラ、
コブシの果実も赤く色づいて鮮やかです。
草むらには、エノコログサ、キンエノコロ、コツブキンエノコロの穂が太陽の光と風を受け、
葛や萩、彼岸花、蓼科の花が咲き、
昼間でもスズムシ、コオロギの美しい合唱が奏でられ、
そんな中、ツクツクボウシの鳴き声だけが、「まだ夏は終わっていないぞ~」と、押し寄せてくる秋の気配に必死で抵抗しているように聞こえます。その鳴き声も全盛期と比べるとだんだん小さくなってきて、秋の鳴く虫たちの合唱にかき消されていきます。
どことなく懐かしいような、人恋しいような秋劇場の幕開けを感じ、ご覧のタイトルのような暦にしました。
※ネイチャーチューニングは、最近のお気に入りのネイチャーゲームのひとつで、「今日はじっくり自然と向き合いたいな。」というときや、「もっと感性を豊かにしたいな。」というときに実践しています。このアクティビティって、たぶん極めていくと、「悟りを開いた様な境地」に達することが出来るんじゃないかと期待しているんですが、まだ、その域には達していません。ただ、気分を落ち着けることで、普段よりたくさんの「気づき」を自然の中からもらうことが出来るのは確かです。
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