公園のドングリが熟してきました。クヌギ・アベマキは例年どおり、ツブラジイが今年は成年のように感じます。アラカシにいたっては鈴なり状態でドングリの重さで枝がしなるほどに、緑から茶色に色づき始めています。
続きを読む "団栗実(どんぐりみのる)" »
台風も滋賀では何事もなく過ぎ去り、澄み渡った空気に比良山系が鮮明に姿を現すようになりました。
木枯らし1号のあとは寒さが身にしみるようになり、肌に当たる風の冷たさに冬の気配を感じるようになりました。
比叡山、比良山系から吹き下ろす風が冷たく感じるシーズンの到来です。
続きを読む "空澄冷風(そらすみわたりかぜひややか)" »
台風14号の接近に気をとられていたたら、公園にも木枯らし1号が吹き荒れびっくりです。
晩秋を感じるまもなく、風が一気に冬を運んできたように感じます。
続きを読む "木枯運冬(こがらしふゆをはこぶ)" »
公園の樹木が紅く色づき始めました。 トウカエデ、サクラ(ソメイヨシノ)、アキニレ、ドウダンツツジの葉が紅色に変わり始めています。
続きを読む "紅葉始(こうようはじまる)" »
彼岸花の次は、キク科の植物が咲き始めました。夏の終わり頃から咲いているタデ科の植物とあわせて秋を彩っています。黄花のアキノノゲシやセイタカアワダチソウ、紫花のノコンギク、白花のシロバナサクラタデ、ピンク色のイヌタデやサクラタデなどがくさはらエリアに咲いています。
春に咲いていたセイヨウタンポポ、カタバミ、ウシハコベもまた咲き始めました。
また、園路エリアのヒイラギモクセイや暮らしの里エリアのナワシログミの爽やかな匂いが園内を満たしています。
花の彩りや香りに秋を感じるようになったので、ご覧のタイトルのような暦にしました。
続きを読む "秋花彩香(あきのはないろどりかおる)" »
燃えるような赤色で秋を演出した彼岸花の花も終わり、花茎の側から葉が現れ始めました。ほかの野草の少ない冬の間に光合成をしてたっぷりと栄養を蓄える彼岸花です。
続きを読む "彼岸花葉現(ひがんばなのはあらわる)" »
9月の残暑から一気に秋が進んだように感じます。公園では荻の穂が風に靡いて秋らしさを演出しています。
続きを読む "荻穂輝銀(おぎのほぎんいろにかがやく)" »
金木犀の香りが風に運ばれて来る季節になりました。視覚だけでなく嗅覚で秋を感じつつ、ご覧のタイトルの暦にしました。
続きを読む "金木犀香(きんもくせいかおる)" »
夕立すらあまり降らなかった夏を終え、ようやく秋らしくなってきました。秋雨前線が雨を降らし 公園の大地を潤してくれています。弱りかけていた植物たちもこの雨を待ちわびていたかのように感じ、ご覧のタイトルの暦にしました。
続きを読む "秋雨潤地(あきさめちをうるおす)" »
今年は猛暑のせいかドングリの実が成るのが遅れています。公園では一番早くに色づくマテバシイがようやく茶色く色づき始めました。
続きを読む "馬刀葉椎色(まてばしいいろづく)" »
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