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北風が落葉樹の葉をなぎ払うようになりました。あれほど綺麗だったコナラの褐葉も終盤を迎え日一日と落ち葉が舞い落ちています。
身近な公園では常緑樹が主流ですが、みさき自然公園はブナ科のコナラ、クヌギ、アベマキ、ニレ科のアキニレ、エノキ、ケヤキ、ムクノキなどの自然界ではごく普通な落葉樹を多数植栽しています。
いろいろな落葉樹に目を向けて、晩秋の木々の変化を楽しんで頂きたいです。
続きを読む "朔風払葉(さくふうはをはらう)" »
空気が澄んで比良山系がくっきりと見えるようになってきました。 ちょうど落葉樹が色づき始める時期で、遠くからでも紅葉しているのが分かります。 今年は、コナラの褐葉が特に綺麗
続きを読む "澄空彩山(そらすんでやまいろどる)" »
地元のこども会からの依頼で、ご覧のタイトルの体験教室を開きました。
ブーブー笛づくりとウグイス笛づくりは、簡単なようでちょっとしたこつをつかまないと、うまく音が鳴ってくれません。慣れない刃物を使って苦心しながら、みんな、なんとか音の鳴る笛をつくることが出来ました。
ヨシの紙すきはこどもたちにとって、とても楽しい体験のように見受けられました。どろどろの紙のもとを触ったり、自分の好きな形に紙をすいたりするのはおとなでも楽しいです。
今年は、地元のこども会からの依頼が増えて嬉しく思います。 自然にあるもので何かをつくるという体験を通して、こどもたちが本来もっている「遊ぶ・楽しむ」という能力を引き出すことが出来たら何より嬉しいな〜と思います。
公園のドングリが「ぽとり、ぽとり」と地面に落ちています。どんぐりの落ちる音を聞いていると『となりのトトロ』を思い出します。森の精が自分たちの存在を気づかせようと、どんぐりを落としているのではないかと思うような不思議な感覚になります。
続きを読む "団栗鳴地(どんぐりちをならす)" »
今年は、イロハモミジの紅葉よりもコナラの褐葉の方が綺麗に思います。
春は銀緑、夏はカブトムシ、秋は褐葉と、季節を通じていろいろ楽しませてくれる樹木です。
続きを読む "小楢褐葉(こならかつようす)" »
8日と9日の2日間に分けて、地元小学校の生活科の授業にゲストティーチャーとして指導をしてきました。
今年度から小学校の学習指導要領が改正され、生活科でも秋の時期に落ち葉や木の実を使った工作をするようになったようです。 各教科の内容も増えて学校の先生は大変ですが、自然体験活動の機会が増えるのは、こどもたちにとってとても良いことだと思います。
木枯らしが吹いて外は寒かったですが、こどもたちに歓迎されて、心がとても温かくなりました。
公園のドングリが熟してきました。クヌギ・アベマキは例年どおり、ツブラジイが今年は成年のように感じます。アラカシにいたっては鈴なり状態でドングリの重さで枝がしなるほどに、緑から茶色に色づき始めています。
続きを読む "団栗実(どんぐりみのる)" »
ご覧のタイトルのイベントが滋賀県ネイチャーゲーム協会主催で実施されました。
「いのちのつながり」をテーマにしたいということで、暮らしの里エリアの収穫後の田んぼの側でもちをつきました。
薪を燃料に餅米を蒸して、
餅米を蒸してる間に大豆を砕いてきなこをつくって、
蒸し上がった餅米をこづきして、
「ぺったん、ぺったん。」もちつきを楽しんで、
出来上がったおもちは、おろし醤油ときなこをまぶして、命の恵みに感謝しながら美味しくいただきました。
地元の自治会さんにご覧のタイトルの教室を体験してもらいました。
公園の業務でお世話になっている人や、地元のこども団体でよく知っているこどもなど、アットホームな雰囲気で世代に関係なく、ブーブー笛づくりやウグイス笛づくりを楽しんでもらいました。
台風も滋賀では何事もなく過ぎ去り、澄み渡った空気に比良山系が鮮明に姿を現すようになりました。
木枯らし1号のあとは寒さが身にしみるようになり、肌に当たる風の冷たさに冬の気配を感じるようになりました。
比叡山、比良山系から吹き下ろす風が冷たく感じるシーズンの到来です。
続きを読む "空澄冷風(そらすみわたりかぜひややか)" »
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