寒い日と暖かい日を繰り返しながら段々と春が近づいてきているのを感じます。公園では、ハコベやオオイヌノフグリやタネツケバナが咲き始めました。冬の終わりから春の初めにかけてまず始めに咲き出すので、これらの野草を「春告花(はるつげばな)」と名付け、ご覧のタイトルのような暦にしました。
続きを読む "春告花始咲(はるつげばなはじめてさく)" »
待ちわびていたウメ(紅梅)の花がようやく咲き始めました。 昨年は2月6日に開花していたので、約1週間の遅れです。今シーズンは寒かったですね。
続きを読む "紅梅咲(こうばいさく)" »
暦の上では立春を迎え、春が段々と近づいてくる気配を感じていたのですが、雪の少ない湖南の守山でも今週はよく雪の降る一週間でした。
まるで、雪の精が舞い降りて「まだまだ冬もわすれないでね」 と言っているようだったので、ご覧のタイトルのような暦にしました。
続きを読む "雪精舞降(ゆきのせいまいおりる)" »
春劇場が開幕を控えて待ち構えています。 一昨日(2月1日)の降雪には、生命力の強いセイヨウタンポポやシロツメクサ、セイタカアワダチソウ、ヒメジョオンたちもさすがにマイッタ と枯れてしまったのですが、その一方でオオイヌノフグリやヤブツバキが花を咲かせ、ウメ(紅梅)の蕾も今にもほころびそうです。
まるで、嵐の前の静けさのように、波が大きく引いた後にっどっと大波が押し寄せてくるように、勢いよく春がやってきそうな予感がしてわくわくしてきます。
続きを読む "春劇場準備(はるげきじょうそなえなずらう)" »
寒くなったり、暖かくなったりを繰り返しながらだんだんと春が近づいてくるのを感じます。公園を歩いていると、お日様の香りや土の香り、干し草や若草の香りがどこからともなく漂ってきて心地良いです。
続きを読む "天土薫(あまつちかおる)" »
二十四節気では大寒を迎え、寒さが最も厳しくなる頃となりましたが、今年の滋賀県は北部と南部とでの降雪の差が激しいなと感じています。南部に位置する守山市でも、例年ならどんよりとした曇り空が多いのですが、今年は太平洋側の気候の影響を受けているのか晴れた日が多いように思います。
今日もすっきりとした晴れ空が広がりました。公園の上空ではヒバリがさえずりながら飛び回っている姿も観察できるようになり、ご覧のタイトルのような暦にしました。
続きを読む "雲雀囀(ひばりさえずる)" »
ここ数日は厳しい寒さが続きます。だんだんと日の入りが遅くなってきたり、オオイヌノフグリやタネツケバナが咲き始めたりといったここ数日の春の気配に負けじと、まるで冬の精が最後っ屁を放っているようです。 今朝は公園の新川や隣の大川の水面が凍っているのを観察出来ました。公園の草木も霜で真っ白になっていました。
続きを読む "地水凍(ちすいこおる)" »
二十四節気が冬至から小寒へと移り、日の入りの時間が少しずつ遅くなってきました。冬至の前後は、夕方5時を告げる『遠き山に日は落ちて』のチャイムやお寺の鐘の音が聞こえる頃には、もう、辺りが真っ暗になっていたのですが、最近では、夕方5時を過ぎても残照で明るく感じるようになってきています。
太陽の動きの変化に、遠いところから少しずつ近づいてくる春の気配を感じ、ご覧のタイトルのような暦にしました。
続きを読む "残照響鐘(ざんしょうにかねのねひびく)" »
2010年に入ってから寒い日が続きます。今年の雪は東雪のようで湖北の方で大雪でも守山では晴れていることが多いです。雪こそ降らないものの寒さは厳しいように感じます。そんななかオオイヌノフグリやオランダミミナグサなど、早春に咲く植物の若葉が土の中から顔を出しました。公園の近くの空き地ではオオイヌノフグリがつぼみをつけ早くも咲きそうな勢いです。
続きを読む "若草萌出(わかくさもえいづる)" »
公園に咲く花もカンツバキを除いては、セイヨウタンポポやセイタカアワダチソウ、ヒメジョオンなどの外来種ばかりとなりました。こんな所でも外来種の生命力の強さを感じます。とはいうものの、昨年末からの寒波にはさすがに参ったと新川のオオフサモが枯れ始めました。外来種にとっても一足遅れでようやく冬がやってきたようです。
続きを読む "大房藻始枯(おおふさもはじめてかれる)" »
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