22日(土)午前6時現在琵琶湖の水位が+20センチにまで回復しました。公園内の新川は野洲川改修工事によって廃川となった旧野洲川南流にあたるため、現在では内湖のような状態になっています。琵琶湖の水位が低いときは新川から琵琶湖へと水が流れ、琵琶湖の水位が高いときは琵琶湖から新川へと水が入ってきます。
生き物ふれあいエリアの八つ橋が今にも浸水しそうな状況をご覧タイトルのような暦にしました。
琵琶湖の水位回復に伴い新川の水位が上昇したことで、琵琶湖から鮒や鯉などのコイ科魚類が上がってきて、新川のヨシ帯や藻類に卵を産み付けに来ます。
琵琶湖の水位は、非洪水期(10月16日~6月15日)には+30センチ、洪水期(6月16日~10月15日)には-20センチ~-30センチを上回らないように操作されています。今では、コイ科魚類の産卵を配慮して、5月中旬から6月中旬にかけて移行期間を設けて1ヶ月かけてゆっくりと水位を下げていくようにしています。この操作によって卵の干出死を防いでいるわけです。
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